ブランドがブレンド済みの茶葉を丸ごと一バッチ、包装準備が整った状態で持っていても、出荷日を逃すことがあります。それは茶葉が足りなくなったからではなく、印刷済みのタグが先に尽きたからです。これは一般的な完成品在庫とは異なる計画上の課題です。パウチの中の茶葉やドライフルーツと、それを包む印刷部材とは、まったく異なる工程で、まったく異なる時間軸で調達されており、両者を一つの在庫数量として扱うことこそが、ギャップの生まれる原因です。
二つの在庫置き場、二つの異なる時計
茶葉とドライフルーツは、生産とブレンドの時計で動きます。原料調達、ブレンドまたは乾燥、そして袋詰め・包装の工程です。一方、印刷済み包装部材はデザインと印刷の時計で動きます。デザインの承認、色校正、そして供給者の最小ロットに合わせた印刷ロットです。紐とタグ、紙タグ付きのパウチ、各パウチを包む外袋、そして印刷された外箱は、いずれも二つ目の時計に属します。発注点を茶葉の消費量だけから算出すると、実際に不足しがちな部材にとっては見当違いの答えになってしまいます。
完成したティーバッグの中に実際にあるもの
完成品一つには、外から見える以上に多くの印刷部材が関わっていることがあります。TeraVella 自社の紐とタグ付きパウチは、毎時およそ1,000個を処理する袋詰め設備で生産され、調整可能な充填重量、たとえば茶葉によって1.5〜3gの範囲で作られます。それぞれ個別に外袋で包まれ、小売向けのブランドであれば通常さらに外箱が加わります。タグ、外袋、外箱というこれらの層は、それぞれが別々の印刷供給者、独自の最小発注数量、独自の色校正サイクルを持つ独立した印刷SKUになり得ます。だからこそ、これらを表計算ソフト上で一つの「包装」行にまとめてしまうと、実際に尽きようとしている部材が見えなくなりがちなのです。
製品単位ではなく部材単位で最小在庫水準を設定する
出発点は、印刷部材ごとに個別に設定する最小在庫水準です。これは、その特定の部材をもう一度手に入れるのに現実的にどれだけ時間がかかるかに基づいて決めるべきであり、茶葉そのものをどれだけ早く補充できるかに基づくべきではありません。数日で再調達できるハーブブレンドは制約になりませんが、デザインが固定され、供給者の最小発注が課された印刷タグは制約になります。印刷供給者が特定のデザインと数量についてのターンアラウンドを確認するまでは、その納期は未確定として扱い、茶葉側が許す速度に合わせられるだろうと想定するのではなく、控えめに計画に組み込むべきです。