プライベートブランドの茶バイヤーに再発注で最も気になることを尋ねると、グラム数やリードタイムがトップに挙がることはめったにない。それは、二回目のバッチが一回目と同じ味になるかどうかである。生産ロットをまたいでブレンドの性格が変わってしまうと、ほかのどんな品質トラブルよりも早く信頼を損なう。顧客はすでにその製品を気に入っていて、そこに疑いを持つ理由を新たに与えられてしまうからだ。再発注ブレンドの一貫性を保つことは、単一の管理策ではなくシステムである。すべての原料ロットがどこから来たかを把握すること、レシピを固定された配合比に保つこと、そして比較対象となる現物のサンプルを手元に置いておくこと。この三つは、どれか一つだけではうまく機能しない。
一貫性が実際に崩れる場所
ずれの多くは袋詰めラインから始まるのではなく、原料そのものから始まる。セージ、カモミール、リンデン、ミント、乾燥果実片は、栽培地域、収穫時期、乾燥方法によって差が出るため、同じ商品名で届いた二回の納品でも、色、香りの強さ、水分に違いが生じうる。紙の上で固定されたレシピどおりにブレンドを組んでも、そのレシピに使われる植物原料自体がロットごとに追跡・確認されていなければ、結果はずれてしまう。機械の設定や充填量も重要だが、これらはそもそもホッパーに投入される生物由来の原料そのものに比べれば、一定に保つのがはるかに容易である。
すべての原料ロットを産地までたどる
最初の管理策は、入荷するすべての納品にロット番号を割り当て、生産へ払い出す前に、外観、水分、異物といった合意済みの規格と照合することである。そのロット番号は原料とともにバッチ記録へと引き継がれるため、完成したどのバッチも、そこに使われた植物や果実の正確なロットまでさかのぼることができる。これによって、一貫性の問題は謎のままではなく解決可能なものになる。あるバッチの味が違うと感じたとき、記録はどの入荷ロットが使われたかを示してくれるので、チームは一シーズン分の納品全体を当てずっぽうで疑う必要がなくなる。
レシピを固定された配合比に保つ
原料を追跡することは、レシピそのものが固定されていて初めて意味を持つ。つまり、それぞれの植物や果実の成分が、そのつど大まかな感覚で配合されるのではなく、実務上の許容範囲を伴ったブレンド重量比として設定されているということである。充填量についても同じ論理が当てはまる。TeraVella の袋詰めラインは、たとえば茶の種類に応じて 1.5〜3 グラムの範囲で調整可能な充填量を扱っており、配合比と充填量は必ず一緒に合意しておかなければならない。片方だけを緩めてしまうと、個々の原料ロットがすべて規格内であっても、出来上がったカップの濃さが変わってしまうからである。