完成したティーバッグや密封されたドライフルーツのパックは、一見すると単一の製品に見えます。しかしその実態は、包装機が稼働するはるか前から始まっている一連のチェックの積み重ねの結果です。包装フロアに立ったことのないバイヤーにとっては、そのチェックの連鎖を一つずつ順に追ってみることが役に立ちます。何が、いつ確認され、範囲を外れた場合に何が起こるのか。ここで説明することに特殊な機器は必要ありません。一貫して適用される、ごく普通の、タイミングの整った一連のチェックにすぎないのです。
品質管理はどこから始まるのか:ブレンドがホッパーに到達する前
最初のチェックポイントは、機械ではなく倉庫の入口にあります。入荷するハーブ、フルーツピース、茶葉のロットはすべて、生産に投入される前にそれぞれの規格と照合されます。この一段階が、その後のすべてが正しくなる見込みを持てるかどうかを左右します。この工程を省く製造者は、単に問題を後工程に先送りしているにすぎず、後工程では発見がより難しく、より高くつきます。
入荷原料検査
受入検査は通常、ロットの目視確認と客観的な試験を組み合わせて行われます。訓練を受けたオペレーターが異物、色の異常、匂いの異常をスクリーニングし、水分測定によって原料が規格の許容範囲内にあることを確認します。納品書や合意済みの試験データなどサプライヤーの書類は、そのまま信用されるのではなく、実際のロットと照合されます。この段階を通過したロットだけが現場に払い出され、バッチ記録に紐づけられます。この記録が、以降のすべてのトレーサビリティの基点となります。
インプロセスチェック:稼働中のラインにおける水分と重量
機械が稼働し始めても品質管理は止まりません。管理の場はライン自体へと移ります。ストリング・アンド・タグ方式のバッグ充填ラインで最も重要な抜き取り確認は二つあります。グラム目付量は、目標充填量に対して一定間隔で確認されます。例えば茶の種類によっては1.5〜3グラムの範囲に設定される充填量ですが、ホッパーが空になるにつれて、あるいはブレンドが沈降するにつれて、充填重量は生産中に気づかないうちにずれていく可能性があるためです。水分も定期的に確認されます。長時間のシフトの間に周囲の湿気を吸収したハーブやフルーツピースは、受入検査を通過したあとでも安定範囲を外れることがあるからです。両方のチェックはバッチに対して記録されるため、ずれた値は事後にではなく、生産がまだ進行している最中に発見され、修正されます。