プライベートブランドの案件は、劇的にではなくゆっくりと失敗することが多い。製品は悪くない。サプライヤーも有能だ。それなのに発売は二度ずれ込み、単価はモデルの想定より高く着地し、2回目の発注はなぜか1回目より難しくなる。原因はほぼ必ず、最初に未解決のまま残された数個の問いに行き着く。何かを生産する前に決めておく価値のある十二の問いを挙げる。
製品に関する問い
1. 製品とは正確に何なのか、書面になっているか? 「ドライアプリコット」ではなく、グレード、サイズ、水分含量、処理方法だ。一文に収まる仕様は、二人の人間に別々に解釈される仕様である。
2. このうち実際に管理する必要があるのはどれか? 製品のアイデンティティを左右するパラメーターもあれば、そうでないものもある。その区別がつけば、顧客が気づきもしない精度に金を払わずに済み、同時に製品を定義するただ一つの変数で節約してしまうことも避けられる。
3. サンプル承認のプロセスはどうなっているか? 誰が、どの基準に照らして承認し、何回分を見込んでいるか。スケジュールが静かに消えていくのはサンプルのラウンドだ。
パッケージに関する問い
4. どの形態を、製品の後ではなく製品と並行して決めるか? 形態は充填方法、賞味期限、印刷リードタイム、単価を同時に左右する。後から選べば、製品での妥協か発売の遅延かを強いられる。
5. 一回限りの費用は何で、何単位に配分されるのか? 版、抜き型、デザイン準備の費用は小ロットでも大ロットでも同じだ。初回発注では各単位にはっきり乗ってくるが、大きなロットに広がれば薄まる。少量で高く見える見積もりは、多くの場合、一回限りの費用が少ない単位数に配分されているだけであり、それは製品が高いのとは別の問題だ。
6. 印刷のリードタイムはどれくらいか? ほぼ常に生産リードタイムより長く、発売スケジュールで最も忘れられやすい項目である。