3 社の受託ティーバッグ包装業者に「カモミールティーバッグ 20,000 箱」の価格を尋ねれば、互いに比較できない 3 通りの見積もりが返ってきます。それぞれが別々の空欄を自分で埋めているからです。受託ティーバッグ包装は変数の束によって価格が決まり、買い手が目にする数字は、投入されたブリーフの質を超えることはありません。その数字を動かすものを知ることが、信頼できる見積もりへの最短経路です。
ティーバッグ生産で費用はどこへ向かうのか
完成したティーバッグ 1 個の原価は、重みの等しくない複数の項目の積み上げです。おおよその重要度順に並べると、茶葉またはハーブのブレンドそのもの、印刷包装資材(紙タグ、個包装の外袋、小売箱、輸送用カートン)、機械でのバッグ成形、箱詰めとケース詰めの労務、品質検査と文書化、そして出荷物流です。通常はブレンドと印刷物が大半を占めます。形態とグラム数が固定されれば成形は比較的予測しやすくなるため、経験ある受託先は買い手にこの二つを早期に確定するよう促します。
原料調達が基準線を決める
誰が原料を供給するのかが、最初の分岐点です。受託先がハーブ、フルーツブレンド、紅茶や緑茶を調達する場合、見積もりにはそのロットの市場価格、入手可能性、受入時の品質管理が含まれます。セージ、カモミール、リンデン、ミント、タイム、フェンネルといったアナトリアの一般的なハーブは通常は容易ですが、特定の産地、カットサイズ、複数原料のフルーツブレンドは調達にも原価算出にも時間がかかります。自社ブレンドを支給する場合、見積もりは加工と包装に重心が移りますが、それでも受託先は生産を計画するために水分、カット、アレルゲンや異物の管理事項を把握する必要があります。
バッグ数、グラム数、そして形態そのもの
同じトン数の 2 件の発注が、現場ではまったく違って見えることがあります。グラム数は 1 キログラムから何個のバッグが取れるかを決めるため、同じハーブでも 1.5 g 充填と 3 g 充填では、個数、機械稼働時間、消費量が大きく異なります。紙ラベル付きのひも・タグ式バッグは一定の速度で流れ、各バッグを外袋で包む工程は資材と手順を一つずつ増やします。さらに小売の構成も効いてきます。1 箱 20 バッグ・1 カートン 12 箱は、大袋に 100 バッグを詰める仕事とは別物です。受託先には 1 箱あたりのバッグ数、1 カートンあたりの箱数、総個数を伝え、そこから原料を逆算してもらってください。