あるカフェグループから、小売カートンなしのカモミールティーバッグをバルクで、との依頼があり、想定しているバッグの重さが示されました。紅茶なら妥当な重さでしたが、カモミールとしては奇妙な数字でした。それがこの記事の要点です。カモミールは最も需要の多いハーブバッグの一つでありながら、最も仕様を誤りやすいものの一つでもあります。リーフティーであるかのように書かれてしまうからです。実際にはそうではなく、その違いは最初のサンプルの前に知っておく価値があります。
軽く、かさばり、壊れやすい花
カモミールの花は容積のわりに軽いものです。ある重さのカモミールが占める空間は、同じ重さの密度の高い紅茶葉よりはるかに大きく、花頭は扱い、カット、充填のたびに傷んで花粉を落とします。ティーバッグにとって、ここから二つの結果が生じます。
第一に、限界を決めるのは名目上の重さではなくバッグの容積です。紅茶のバッグに無理なく収まる重さでも、カモミールでは物理的に入らないか、ブランドが望んだより細かいカットにしなければ入らないことがあります。第二に、扱いの各工程で必ず粉が出ますが、その量は花のグレードと選んだカットで変わります。したがってカモミールのバッグは花とカットから仕様を決め、重さはその後についてきます。
花のグレード
グレードはロットが何でできているかを表します。無傷の花頭が、割れた花頭、茎、粉に対してどれだけの割合を占めるかです。高いグレードはほとんどが完全な花頭で茎はわずか、低いグレードは断片を多く含みます。グレードは風味と見た目に関わります。無傷の花頭が主体のロットから抽出した一杯は、茎の多い原料からのものより澄んで淡い色になります。そして粉にも関わります。すでに砕けているロットは、バッグの中でより多くの粉を落とすからです。
小売ブランドにとってグレードは技術的な選択であると同時にポジショニングの選択であり、「カモミール」とだけ書いて済ませるのではなく、仕様書に記載します。