ティーツリー油は、専用の国際的に合意された品質規格を持つ数少ない天然素材の一つであり — そしてその規格こそが、バイヤーが自信を持って仕様を指定できる理由です。しかし請求書上の「ティーツリー油」は、ISO 4730に照らして読まない限りほとんど何も語りません。化粧品成分バイヤーにとって、仕様こそが品質、一貫性、皮膚許容性が実際に定義される場所なのです。
ISO 4730が標準化するもの
ISO 4730はMelaleuca alternifoliaの油を記述し、ガスクロマトグラフィーで測定される14のマーカー成分について組成限界を定めます。単一の合否数値ではなく、各成分について範囲を定義するため、適合ロットとは、すべてのマーカーが同時にその範囲内に収まるものを指します。これが、収穫から収穫へと油を再現可能にするものです。すなわち規格は、単なる植物学名ではなくケモタイプを固定するのです。
重い役割を担う二つのマーカー
二つの限界値が、実用上の重みのほとんどを担っています。
| マーカー | 限界の種類 | 役割 |
|---|---|---|
| terpinen-4-ol | 下限 | 支配的かつ特性を定義する成分 |
| 1,8-cineole | 上限 | よりシャープで刺激的な成分 |
terpinen-4-olの下限値は、希釈、不純物混入、または異種植物素材を防ぎます — terpinen-4-ol値が薄いことは、何かが間違っている最初の兆候です。1,8-cineoleの上限値は皮膚許容性のレバーです。cineoleはより刺激の強い画分であるため、それを上限で抑えることが、油をリーブオン化粧品形態に適したものに保ちます。